門真市にて3階建て住宅の外壁と屋根を塗装でリフレッシュしました
3階建て住宅の2階和室での雨漏りにお困りとの事で現場調査に伺いました。
雨漏りしていた室内の壁はお客様自身で撤去されており、内部の木材の腐食が確認できました。
全体的にサッシ廻り外壁目地のシーリングの劣化が目立ちます。雨漏りの原因でしょう。
屋根もメンテナンスの時期を過ぎていましたので外壁と屋根の塗装工事を行うことになりました。
工事内容 | 外壁塗装 屋根塗装 その他 室内壁復旧工事・室内点検口新設工事 |
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リフォーム期間 | 18日間 |
価格 | 費用 足場架設:3面で約25万円 下地調整:約14万円 外壁塗装:約41万円 屋根塗装:約15万円 付帯部塗装:約21万円(鉄部・車庫内・バルコニートップコート含) 室内壁復旧工事:9万円 点検口新設工事:約6万円 工事総額:137万5千円 |
お客様名 | M様 |
市町村名 | 門真市 |
外壁目地とサッシ廻りのシーリング劣化
外壁目地
まず雨漏りの原因にもなっていたシーリングの劣化です。
2階和室の雨漏りはサッシ廻りのシーリングの劣化が原因でした。
こちらのお宅の外壁は、伸縮目地を設けたモルタル外壁です。
伸縮目地部分にクラックが入るとその箇所からも雨水が侵入してしまう為今回は目地、サッシ廻り全てシーリング工事を増し打ちで行います。
和室の壁は一部が腐食
こちらは雨漏りしていた2階和室の様子です。
雨漏りしていた部分の壁はお客様がご自身で撤去されていました。
中を確認すると木材が一部腐食しているのがわかります。
こちら腐食部分を補修し、断熱材と石膏ボードを貼りクロスで仕上げます。
工事スタート!足場を組んでいきます
こうして工事が着工しました。
まずは足場を組んでいきますが今回の現場では正面右側が燐家とかなり密着しているためその面は足場を組むことが出来ません。
その為、通常4面組む足場を今回は3面のみ組んでいきます。
更に木造住宅の足場を組む際に足場の転倒防止策としてアンカーを打つことはあまりないのですが、今回は3面足場の為転倒防止策として壁に穴を開けアンカーを打ち込み壁繋ぎで固定します。
穴の跡は足場解体後に補修するので心配はいりません。
和室内の壁復旧工事
そして雨漏りしていた2階和室の壁の復旧工事です。
既存壁の撤去は施主様がご自身で行われていましたので、腐食していた下地木材の補修をし、断熱材を入れてから、石膏ボードを張りその上に既存と類似したクロスを張り仕上げました。
床下点検用の点検口も新設
更に脱衣所には床下を点検する際に使用する点検口を新設しました。
こちらはお客様からのご依頼で、自分でしっかり点検できるように!
とのことで点検口を新設させていただきました。
常日頃目には見えない床下部分。ご自身で点検できるようにという考え方は大切なお家を長持ちさせるためにとても大切な考えですよね。
サッシ廻りと外壁目地のシーリング工事
サッシ廻りと外壁に設けられた伸縮目地のシーリング工事を行います。
今回は全て増し打ちで施工していきます。
シーリング材はノンブリードタイプの物を使用しているため、外壁塗装前にシーリング工事を行っても問題ありません。
塗装工程に入ります
今回屋根の塗装に使用する塗料は大同塗料から出ている「ハイルーフマイルドシリコン」という塗料です。
この塗料の最大の特徴はシーラーレスという点でしょう。
通常塗装工程は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。
ですがこの塗料は全塗装回数が2回で十分な性能を発揮します。
その為人件費の削減・工期短縮が実現可能となるのです。
更にこちらの塗料は2液型のものになりますので、
密着性が高く耐久性・耐候性にも優れている塗料です。
見えない下屋部分もしっかり塗装
こちら建物の上側から見ると写真上赤枠部分にテラスしたの下屋があります。
この部分はパッと見では全く見えない部分ではありますがしっかり塗装します。
屋根の塗装が終了
今回はタスペーサーを挿入していない為塗装後に手作業で縁切り作業を行いました。
ムラなく塗れており、しっかり隙間も確保できているのが分かります。
下塗り
まず砂骨ローラーを使用してなみがた仕上げで下塗りを行います。
モルタル外壁の下塗り材にはアンダーフィラー弾性エクセルという下塗り材を使用していることがおおいですが、今回使用した下塗り材はエクセルの高品質バージョンといった感じの物で同じ微弾性フィラーです。
微弾性フィラーはクラックが発生しやすいモルタル外壁などの下地調整材として下塗りに良く使われており、クラックの動きに追従する働きを持っています。
メインカラーの中塗り・上塗り
上塗り
今回外壁には2色使用しており、メインカラーはベージュ系のカラーです。
・アクセントカラ―の上塗り
建物正面から見た石彫タイル部分はアクセントとしてメインカラーと色を変えて焦げ茶色で塗装していきます。
この部分も、中塗り・上塗りの3回塗りは変わりません。
~工事終了~
【カラーシミュレーションとほぼ同じイメージです】
事前にカラーシミュレーションを使用して完成イメージをご提出させていただいておりましたが、完成全観を見てもカラーシミュレーションとほぼ同じイメージで仕上がっています。